こちらのページでは、高齢者歯科治療についてご紹介いたします。
若い方でも口呼吸やストレス、薬などによって唾液が減少することがあります。
特にご高齢になると、加齢により唾液は減少します。
唾液は口腔内の殺菌作用や嚥下をスムースにする役割があります。
唾液が減少すると口腔内に雑菌が増殖しやすくなり、嚥下障害により誤嚥性肺炎などを引き起こす場合もあります。
また嚥下障害は、口の周りの筋肉の低下によっても起こります。
当院では診療の際に、唾液の分泌を促進するマッサージの方法や筋力トレーニングなどを指導しております。
神奈川県歯科医師会 摂食嚥下障害相談医について
http://www.k-hayashi.co.jp/iryou/sessyoku/
入れ歯を装着されている高齢者の方は、定期的な検診をお勧めします。
入れ歯の違和感は、慣れてくると少なくなる場合がほとんどですが、それに痛みが伴う場合は入れ歯の調整が必要となってきます。
口に合わない入れ歯を装着し続けると、入れ歯を支えている顎堤が力を吸収して減ってきてしまいます。
きちんとした痛みのない入れ歯を使っていれば、顎堤の変化は最小限に抑えられます。
本人は大丈夫だと思われていても、僅かな粘膜の腫れなどがあるケースもありますので、定期健診の際に調整をさせていただいてます。
高血圧の患者さんには、あらかじめ生体モニターでチェックをしてから治療を行います。
健康な方でも、白衣性高血圧などによる一時的な血圧の上昇が起こることもあります。
生体モニターであまりにも高い数値の場合は、治療を行わないという判断も大切です。
糖尿病の患者さんは医科の主治医の先生から、食生活などの生活改善のアドバイスを受けていると思いますので、しっかりとセルフコントロールをお願いしております。
ご自身の症状や使用しているお薬、検査結果などの情報をできるだけ正確にお伝えいただければ歯科治療も安全におこなえます。